|
《デフ・パペットシアター・ひとみのご紹介》
「デフ・パペットシアター・ひとみ」は、1980年創立以来、聾者と聴者が協力して公演活動を行なっている日本で唯一の職業人形劇団です。
『ひょっこりひょうたん島』でおなじみの「人形劇団ひとみ座」を母体とし、昨年創立20周年を迎えました。
その目指すところは、
1、これまで演劇を楽しむ機会の少なかった聾者(聴覚障害者)も親しめる人形劇を作ること。
2、聾者と聴者の感性を生かして、人形劇の新しい表現の可能性をさぐる創造活動をしていくこと。
3、これまでの、こどもを中心とした観客層だけでなく、一般(いわゆる大人)の観客にも向けられた作品を生み出して、より広い層に人形劇の魅力を訴えていくこと。 です。
しかし、私たちの目指すのは、聾者を対象とした舞台の創造だけではなく、あくまで一般の人達に広くアピールすることにあります。
今までに作った主な作品では、全く言葉を使わない“無言劇”、手話やスライド・プラカードを駆使してセリフを表現したもの、パントマイム・お神楽・日本舞踏を組み入れたもの等、様々な手法で舞台をつくってきました。
役者の肉体と人形が一体となった舞台は聾者、聴者両者の想像を越え、大きな成果を生みました。また、“言葉”に頼らない表現により、その舞台は海外でも受け入れられ、ヨーロッパ・中近東・アメリカ・韓国・台湾などでも高い評価を得ています。
公演を行なうための制作活動は、一貫して、各地域の有志に働きかけてつくる実行委員会形式で行なってきました。地元の諸活動とリンクするかたちで様々な人達に呼びかけ、一般に観客層を広げています。
更に近年、地域での公演活動が様々な形で実を結び、公立文化施設や教育委員会、全国こども劇場・おやこ劇場での取り組みの中に実行委員会が関わるなど、文字どおり地域活動へと輪を広げています。
|