居酒屋夢子

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居酒屋夢子1969

ストーリー

夢子

オリジナル演歌が奏でる。大人の芝居

1969年(昭和44年)の夏。
東京の下町にある小さな飲み屋、「居酒屋夢子」。
ここに集う、常連客と売れない演歌歌手、従業員兄妹の一晩の物語。

夢子

♪夢があるから 生きてゆける
ひとはだれでも そう言うけれど
叶わぬ夢 見果てぬ夢 むなしい夢 なくした夢

従業員兄妹。兄「悟」はボクサーだったのだが傷害事件を起こしライセンスを剥奪された。妹「千鶴子」高校生、父の夢でもある演歌歌手を夢見ている。
二人とも幼い頃に母を、二年前に父を失って、兄の傷害事件以降、居酒屋夢子で働いている。

夢子

♪夢を 夢をみるから つらくなる
わたしの わたしの夢は どこにある

その日、有名演歌歌手「高田はる江」を社長と呼ばれる常連客「沢井」が連れてくる。それは悟と千鶴子が演歌歌手を目指したいと思っているから来てもらったと告げられる、、、。
そして「はる江」は演歌は怨歌だと師匠の伝説の名ディレクター阿佐ヶ谷亮爾(あさがやりょうじ)に教えられていた。

そんな中、怪しげな女性が入店する、、、。すると、、、

夢子

♪泣きながら生き別れ  幼いおまえと会えぬ日々
思わない日はなかったけれど  ずっと離れて生きてきた

演歌のメロディーの中、兄妹の背負った運命が明かされていく。

1969年、高度経済成長に踊り、昭和が最も輝いていた最後の時代。
「居酒屋夢子」のママ、祐美子 謎の女、芙由子 謎の男?リリコ。
同級生だった三人は、その夜語り合う。
24年前の東京大空襲の焼け野原で何があったのかを、、、

みなし子

♪こうして会えた嬉しさに  苦労の日々も消えてゆく
これからは母と娘(こ)で  歩きましょうね この道を

三人は戦中、復興、成長をそれぞれ必死に生き抜いてきた。「悟」「千鶴子」の存在が絡み合ながらそしてそれを、互い励まし合いながら、、、。
「リリコのスナックで、これからくるであろう「時代」に、三人の女?は乾杯するのであった、、、。

夢子